シャーロック+アカデミー1巻[感想]

Nayaです
シャーロック+アカデミー Logic.1犯罪王の孫、名探偵を論破する
読みました!めっちゃ面白かったです!!!

Naya
Naya

「探偵王の娘×犯罪王の孫」
面白い匂いしかしない…!

ざっくり感想
  • 主人公とヒロインで別視点・角度から推理していくので飽きない
  • 主人公とヒロインの関係性の変化も見逃せない
  • クラスメイトや同じ寮のキャラなど1キャラ1キャラがしっかりしている

作品概要

著・イラスト

著者:紙城 境介
イラスト:しらび
出版社:KADOKAWA
レーベル:MF文庫

あらすじ

増加する凶悪犯罪に対抗し、探偵という職業の必要性が飛躍的に高まった時代。日本で唯一「国家探偵資格」を取得できる超難関校・真理峰探偵学園に今年、とある少年と少女が入学する。一人はかつて<犯罪王>と称された男の孫・不実崎未咲。もう一人は<探偵王>の養子・詩亜・ヘーゼルダイン。宿敵同士の末裔二人が、ここに邂逅したのだ!そして始まる学園の日々。早々入学式から模擬事件が発生!?しかも、一番先に正解したはずの詩亜よりもなぜか不実崎のほうが点数が高くて――「私は――あなたに挑戦します」「後悔すんなよ、お姫様」これは、真実を競い合う新たな学園黙示録。最高峰の知的興奮がここにある!

紙城 境介「シャーロック+アカデミー」MF文庫,2023

ざっくり紹介

  • 探偵王の娘が国家探偵資格の取るために探偵学園に通う
  • 犯罪王の孫が探偵学園で探偵を目指す
  • ちょっぴりラブコメもある?!

感想

ヒロインは探偵王の娘なだけあって探偵として超優秀、一方犯罪王の孫である主人公は退学ぎりぎりの低成績からスタート
犯罪王の孫ってすごそうだけど、推理が得意ってわけじゃないらしい
読む前は主人公がヒロインの推理を飛び越えて無双していくのかなって思ってたけど、そういうわけではなかったw
でもなんだかんだ真実にたどり着く、ヒロインが導き出した真実のその先へ

推理は主人公視点とヒロイン視点の二方向から描かれますが、過程が違ったり、同じ答えでもゴール地点が違ったりするので、飽きることはありません。
ヒロインは探偵王の娘なだけあってセオリー通りのやり方で、主人公は少しひねくれたというか、裏を突くような形というかで推理を進めていきます。

一応読者でも推理できるように?事件の手掛かりは太字で書かれているんですけど、まぁわかりませんw

推理の答え合わせの時に毎回衝撃で驚かされますが、最後に疑いもしてなかったところに衝撃の真実の開示があるとほんとやばい

生徒会長やばすぎます…!

心の底から面白いと思える作品でした!

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